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ブログ・橋本 直行
【異文化認識】
2012年10月14日
早稲田大学大学院の専任講師、西條剛央氏が、「異文化だと認識して
いるうちは、争いは起こりにくい」という主旨の発言をしていました。
えば、大学院の授業で、外国人の生徒が、机に足を上げて聴講して
いても、「文化が違うから」と寛容にとらえることができ、「注意
すればいいか」となります。
しかし、日本人の生徒が、同じことをしていたら、講師の側としては、
かなり不機嫌になるでしょう。
これは、外国人を相手にしたときは、異文化だという認識が前提に
あるからです。
そして、西條先生は、夫婦間や親子間、兄弟間で、ケンカになり
やすいのは、逆に「同じだ」という期待認識があるからだと言います。
「なぜそんなことをするのか?」、「なぜそんなことを言うのか?」、
「なぜそんな言い方をするのか?」といったように、自分と同じ
考え方、とらえ方をするはずと思っていた相手に、裏切られた感じが
してしまうのです。
社内の人間関係についても、まったく同じでしょう。
つまり、お互いを寛容にとらえ、無駄な争いを起こさないためには、
お互いが異文化だという認識を持ち合うことが、必要なのです。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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