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    プラネット 花王販売とインターネットEDIサービス開始

    2006年6月6日

     
     
     

     プラネット(東京都港区)は5日、国際標準規格の「AS2(エー・エス・ツー)」に準拠したインターネットEDI(電子データ交換)サービス「SMOOTHEDI(スムース・イー・ディー・アイ)」の実稼動を開始したと発表。
     ファーストユーザーは、花王販売(同中央区)。花王販売は花王が全額出資する家庭用製品の国内販社で、代行店(卸売業)との受発注を始めとした取引情報のEDIにプラネットのサービスを利用。


     同社とプラネットは、両者間のEDIを「SMOOTHEDI」に移行することに合意し、6月より完全切り替えを行った。切り替えに伴い、花王販売は従来の通信手順である「JCA手順」を国際標準の「AS2」に変更し、データ・フォーマットも固定長形式から可変長形式に対応した。
     花王販売では、今回の完全切り替えについて、データ交換速度の大幅アップや国際標準への対応、インターネットEDIの実用化などをメリットに挙げている。また、現在、ライオン、P&G、ジョンソン&ジョンソンなど数社が「SMOOTHEDI」への切り替えを検討。
     プラネットは、ユーザーに2009年までにインターネットEDIへの切り替えることを勧めており、小売業の次世代標準EDIへの取り組み動向も踏まえながら、日本国内での早期普及に貢献する考え。
     なお、「SMOOTHEDI」と現行サービス間のデータ交換がスムーズに行えるように、プラネットが固定長から可変長へのフォーマットと文字コードの変換サービスを無償で行うため、代行店側はシステム変更の必要はない。
     日用品・化粧品業界のEDIネットワークを運営するプラネットは、ライオン、ユニ・チャーム、エフティ資生堂、サンスター、ジョンソン、エステー化学、クレシア、P&G、花王、ユニリーバ・ジャパンなどのメーカー326社と卸売業473社との間で、標準化された24種類のデータからなるEDIサービスを運用している。
     花王販売側のシステム整備は、花王インフォネットワーク(東京都墨田区)が、同社が開発・販売しているEDIパッケージ(EDIPACK21)を元に構築した。
    ◎関連リンク→プラネット

     
     
     
     
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