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    トレック 中国製のレッカーを輸入・販売

    2007年10月16日

     
     
     

     トレック(垂水英五社長、横浜市中区)は中国製レッカー車を輸入し、日本への普及に努めている。昨年7月から事業を開始し、現在、30台程度の実績がある。10月末の東京トラックショーに出展し、さらなる認知度向上を図る垂水社長(写真)に話を聞いた。
     同社が輸入・販売を行っているのは、中国・広東省にあるユエハイ社製のレッカー車。ユエハイ社は中国最大のレッカー車メーカーで、垂水社長は、「13万平方mの工場を新設するなど、非常に勢いのある会社。設備も最新鋭で、従業員の士気も高い」と、同社への信頼を語る。


     輸入・販売の開始から1年が経つが、「いまのところ、大きなトラブルはない」と、品質面での確かさも強調する。
     車両運搬車の「セーフティローダー」は、フルフラットタイプ。「4〜4.5度の傾斜で、低床の車両も積みやすい」。1.5t吊り、2t吊りのアンダーリフトも搭載可能。「引っ張るパワーも強いとの評価をいただいている」とし、問い合わせも増加しているという。
    safetyloader.jpg
    セーフティローダー
     もう一つの主力製品がレッカー車「SADR(シュダル)」シリーズ。アンダーリフト単体型、アンダーリフト・レッカーブーム一体型、独立型など豊富なラインナップをそろえ、用途や重量によって選ぶことができる。
     また、同社は「納品までのスピードが早いのも強み」。ユエハイ社との連携により、中国から迅速に出荷された装置を日本国内の協力工場で取り付ける。「発注から納品までは、2か月半程度」という。販売を行う協力会社も国内に6社あり、アフターサービスのネットワークを構築。万一の際も、部品は中国から1週間以内に到着する。
     同社長は、「標準的な力を持つ装置を『早く』『安く』提供できる」と自信を見せる。今後、「まずは四十─五十台の出荷を目指す」としている。
    tarumi400.jpg
     詳細は同社HP、http://www.towreck.co.jp/

     
     
     
     
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