トナミ運輸（綿貫勝介社長、富山県高岡市）は15日、決算を発表。
　売上高は1301億8800万円（前期比0.1％増）、経常利益24億3100万円（同11.6％減）と増収減益。当期純利益は固定資産の減損損失を特別損失としたこと、繰り延べ税金資産を取り崩したことなどで9億1100円の赤字となった。

　綿貫社長は、「3PL事業など物流関連事業の拡大に努め、増収となったが、軽油価格高騰のコスト負担や特積み部門の減収による影響を挽回できなかった。今後は、純粋持ち株会社体制へ移行するなど企業価値向上に努めたい」と述べた。
　今期は売上高1336億円（同2.6％増）、経常利益27億円（同11.0％増）、当期純利益13億6000万円を見込む。
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