「再起の条件１５カ条」の第６条は、「家庭円満」である。私はよく「倒産を恐れよ。されど、倒産しても恐れるな」と言ったり書いたりしているが、これは矛盾しない。「倒産を恐れよ...

　「再起の条件１５か条」の第５条は、「知識・知恵の吸収」である。 　一つひとつの知識は、いわば点にすぎない。が、点も積もり重なればいつしか線になっていく。その線を連環させ...

　「再起の条件１５カ条」の第４条は「プラス思考」である。 　どうも人間は２つのタイプに分かれるようである。プラス思考とマイナス思考、楽観思考と悲観思考の２つにである。日本...

　「再起の条件１５か条」の第３条は、「忍耐・努力の継続」である。人は成功しようと思えば、誰でも忍耐・努力を強いられる。経営者の場合、それが一生続くと言ってもいい。会社を維...

　「再起の条件１５カ条」の第２条は、「志と哲学を持つ」である。ここで注意を要するのは、志と野心を混同してはならないということである。両社は似て非なるものと言っていい。志は...

　倒産防止１５か条の第１条は、経営者が「他人の言に左右されず、自分自身の確固たる信念を持つ」ことである。このことがいかに重要であるかは、先のバブルを思い起こすだけで十分で...

　年間企業倒産２万件。３０分足らずの間に１社ずつ消えていく。そのほとんどは中小企業だが、一昨年は上場企業も過去最多の２９社潰れた。まさに大倒産の時代である。政府のデフレ対...

　倒産者に共通する性格の第15条は、「何とかなる」という甘えである。倒産者は倒産のその日その時まで、自分は倒産するはずがない、何とかなる、と思い込んでいるものである。その...

　倒産者に共通する性格の第14条は、「見栄っ張り」である。見栄の怖いところは、一度張ったら歯止めがきかなくなることである。服装が派手になったり、次々に車を買い替えたりなど...

　倒産者に共通する性格の第１３条は、「公私混同」（金銭感覚の欠如）である。これは中小企業の間にかなりまん延していると言っていい。というより、多かれ少なかれ中小企業はそんな...