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  • ブログ・鈴木 邦成

    トヨタ物流方式による現場改善の実践

    2010年9月5日

     
     
     

    物流不動産と環境
    9月3日に日本物流不動産評価機構推進協議会の第4回セミナーが「物流不動産と環境」をテーマに行われたので出席してきました。
    国土交通省から「新成長戦略における物流施策」、経済産業省から「物流産業における省エネルギー対策について」の基調講演があり、ついでイーソーコ総合研究所の河田榮司社長、関電工の牧野俊亮部長の講演が行われました。
    地球にやさしい物流施設を建設していく必要性を改めて感じました。
    第27回日本物流学会全国大会
    9月4日に第27回日本物流学会の全国大会(一橋大学)で、「トヨタ物流方式による現場改善の実践」という論題で実務家の方と共同研究発表を行いました。
    必要な時に必要なだけ必要なモノを供給するというトヨタ生産方式の考え方を物流部門に導入し、トヨタ自動車、及び関連のサプライヤーなどはトヨタ物流方式を実践しています。
    そこで共同発表では、トヨタ物流方式の概念を整理したうえで、いかに物流の現場に導入していくかということについて精緻に考察することにしました。
    トヨタ生産方式の基本概念は物流現場においても、効力を発揮し、トヨタ物流方式として物流現場改善に相当な成果を上げることが期待できるのです。
    物流現場の改善には現場の責任者や作業者の全てにわかりやすく一貫した改善の方向性を示す指針が必要になります。
    トヨタ物流方式の基本的な考え方、概念を作業者に浸透させ、それをもとにした物流現場改善を進めることで、作業現場の最適化を円滑に実現できる可能性が高まるわけです。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    鈴木 邦成

    物流エコノミスト・日本大学教授
    国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
    欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
    国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

     
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