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    エコシステム 宅配事業者向け電動バイク販売

    2008年10月31日

     
     
     

     電動車両開発のベンチャー企業であるエコシステム(上垣内昌己社長、奈良県大和高田市)は、環境にやさしい配達用電動バイクを開発し、今月から販売を開始した。これまで電動バイクは、レジャー向けの積載量が低いスクータータイプは存在していたが、本格的な配達用タイプは全国で初めての商品となる。


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     新開発の電動バイクには、バッテリーに鉛電池を採用。新世代のリチウムイオン電池に比べて重くて大きいが、鉛電池のバッテリーを車体の下部に配置することで、重い荷物を積んだ場合にも安定性を確保できる設計にした。
     1度の充電で50km走行でき、1回の充電時間は充電容量がゼロで約8時間。電気代は昼間でも50円で、1km当たり1円で済むが、夜間電力を利用すると、さらに3分の1になり、安価なランニングコストも魅力だ。従来のガソリンで走るバイクと同等の性能を出せるという。
     同社は、まず電動バイクを新聞の販売店などに売り込んでいく。その後、宅配事業者や通勤、買い物に利用する一般の消費者に販路を拡大していくという。「今回の配達用電動バイクは、荷物を積んで一定の距離しか走行しないユーザーに絞り込んで開発した。静粛性はもちろん、二酸化炭素の排出もなく、環境にやさしい点を強調していきたい」と、同社は話している。
     オーダーメイドも可能。年内に月20─30台、09年に同100台の販売を見込んでいる。
     問い合わせは、電話0745(53)8667番まで。(大塚仁)

     
     
     
     
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