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製品・IT
三菱商事とブリッジダウン・エンジニアリング ロボウェア普及と生産性の見える化
2021年1月19日
三菱商事(垣内威彦社長、同千代田区)物流開発部およびブリッジダウン・エンジニアリング(渡邊博美社長、同荒川区)では現在、毎週のオンライン視察会および1月末までの特別価格キャンペーンを実施するなど、月額制ロボットサービス「Roboware(ロボウェア)」の普及および物流業界のDX実現に向けて活動している。
ロボットユーザーへの導入提案時に活用されているのは「倉庫作業AIアナライザー」。同ソリューションは個人に装着する測定用小型カメラを用いた動線解析と構内カメラ映像からの動作分析により、個々人の動態を分析するデジタル化ツール。得られた分析データは生産量の把握、ロボウェア導入に適したボトルネック部分の発見などに活用されている。
渡邊社長は「多くのお客様からDXについて相談をいただいているが、作業データをはじめ荷物サイズ・重量など実務に関するデータをお持ちでなく、現場の人材に頼り切っているケースがある」と話す。
三菱商事物流開発部の中西心紀氏も「生産性の見える化を図りながら適切なロボット導入が進めば各社の物流DXを強力に推進することができるのでは」としている。
将来こうしたデジタル化ツールの普及が進めば、サプライチェーン上で複数社のデータを連携させることで全体を通してのボトルネック解析・ボトムアップを図ることも可能になる。実現すればセンター内部だけでなく、配送計画の効率化や待機時間削減など商流に関わる全ての企業の生産性が向上する可能性も秘める。
◎関連リンク→ 三菱商事株式会社
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