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    光英システム 多機能車載器の開発に成功

    2011年5月6日

     
     
     

     「商用車向け車載器の概念を根本的に変える」–。
     輸配送管理システム大手の光英システム(葦津嘉雄社長、東京都新宿区)は、多機能車載器「MFーONE」の開発に成功。今秋の製品出荷を予定しているという。同社システム営業部の薄伸也部長は「統一性のない複数の機器が車内に氾濫し、ドライバーへの精神的負担は限界。それを何とかしたかった」と語る。
     同社は、台湾の大手電子部品メーカーMSIのグループ会社FUNTORO社と技術提携。ドライバーの安全支援を基本コンセプトに、カーナビの様なタッチパネル方式の車載器を開発した。


    0502u.jpg 搭載している機能は、危険運転警告、Gセンサー、GPS、配車計画と連動した行き先地図案内、誤配送警告、音声・テキストメッセージ通信、Bluetooth対応のハンズフリー電話など。現在、多くの運送事業者がバラバラに導入している機能をほぼ丸ごと取り込んだと言える。
     また、パケット通信機能付きの同社製デジタコと連動することで、CANーBUSによる燃料消費量や荷室温度、ドア開閉の情報もリアルタイムで管理できる。さらに、アルコール検知器やタイヤ空気圧チェックとも連動できる機能を備えている。
     同部長は、「車内に機器類が溢れているということは、ドライバーの注意対象が増加していることを意味し、精神的な負担も増大している」と指摘。オール・イン・ワンとしたことで、「車両の計器類と車載器の画面を見るだけで済み、ドライバーが運転に集中できる環境を構築できる」とし、「操作も大きな画面でのタッチパネル方式のため、細かなボタン操作からも解放される」という。
     驚くべきことに、販売予定価格は15万円。月額の通信料金も1500円と非常に安価。「多くのユーザーは車載器類に30万円から50万円のコストを払っているが、その半額で提供できればとローコストにこだわった」と語る。「ドライバーの皆さんを監視するのではなく、アシストしようというコンセプトで開発を進めた。当社が長年培ったノウハウを凝縮し、『オール・イン・ワン』と自信を持って言える製品。ぜひ、導入してほしい」。
    ◎関連リンク→ 光英システム株式会社

     
     
     
     
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