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    ソーラーフロンティア CIS系の太陽電池を開発・販売

    2012年7月4日

     
     
     

     ソーラーフロンティアでは太陽光発電パネルの製造・販売を手がけている。国内市場に出回るパネルの多くが「シリコン系」と呼ばれるモジュールだが、同社が手がけるのはシリコンを全く使わない「CIS系」だ。
     シリコン系に比べ、高い発電性能を誇る「CIS太陽電池」とは、銅、インジウム、セレンを用いたもので、その頭文字をとって名称が付けられている。同社広報担当の中田雅之部長(写真左)は、「経済性と環境特性が高い、新しいタイプの太陽電池」と説明。生産コストを安く抑えられるのもメリットだという。同部長は、「設置容量に対する発電量が多い」とし、「20年、30年と使い続けることで、高い投資効果が得られるはず」と話す。


    0704sf1.jpg また、「製造に使ったエネルギーを回収するまでの期間」を表す「エネルギー・ペイ・バック」という指標についても、「シリコン系に比べて短い」という。
     同社は、昭和シェル石油の100%子会社。国内に3か所の工場を持ち、なかでも国富工場(宮崎県東諸県郡)は世界最大級の太陽電池生産拠点だ。
     昭和シェルの一部門として太陽電池の研究に着手したのが78年。93年にはNEDOと共同でCIS系の研究に特化した。会社の設立こそ06年と比較的新しいが、研究・開発では古い歴史を持つパイオニア企業だ。
     物流系施設への導入も増えており、自社の物流倉庫にも2メガワットという大型の太陽光パネルを設置している。同社物流部の安藤徹部長は、「庫内で使う電気の全量を賄うのは難しいが、緊急時の電力を確保することはできる」と説明する。
    0704s3.jpg
     中田部長は、「太陽電池は長く『CSR商品』として位置付けられてきたが、ようやく1つのエネルギー源として認められるようにシフトしつつある」とし、「7月から始まる全量買取制度で、物流業界でも一気に普及が進むのではないか」と期待を寄せる。「発電量が多いCISは回収期間も短く、高い投資効果が見込める。導入することで得られるメリットは大きいはず」。また、CIS系は劣化の度合いも小さいため、「海沿いの倉庫など、日射しが強い場所への導入にも向いている」という。
     後付けのパネルの場合、通常の高圧線につなげる形のもので、導入までにかかる期間は9か月程度。制度の開始に向け、「導入を検討するなら急がれた方が良い」と勧める。
    ◎関連リンク→ ソーラーフロンティア株式会社

     
     
     
     
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