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    ビーベストワーク 新素材「敷き板」の活用提案

    2013年8月1日

     
     
     

     ビーベストワーク(剱持正和社長、東京都中央区)は、物流業界向けに新素材を用いた「敷き板」の活用を提案している。
     具体的な用途としては、「敷き鉄板」からの置き換えだ。主に建設現場で使われ、物流業界でも駐車場などに敷かれることがある資材だが、同社長は、「鉄材のため重く、運搬コストがかかる上、敷設の際は溶接の必要がある」と指摘し、「現場から盗まれる危険性も高い」とも付け加える。
     そこで同社が提案するのが、樹脂製の敷き板だ。メーカーであるリンクプラネット(同区)と協業し、塩化ビニル製の敷き板「PLANET SEED」を開発。鉄と比較して軽量なため、設置や撤去の際も重機を使わず、容易に敷設できるという。


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     同シリーズで、軽量化を図ったタイプが「PSーL」だ。2平方メートルが約8キログラムという片手で持てる「超軽量」の敷き板だ。とはいえ表面は硬く、中央部は柔軟性の高いポリエチレンを使用した3層構造にすることで、「大型車両も通行できる」。1平方メートルあたり40トンの耐荷重性能を誇る。
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     いずれも、国内再生リサイクル原料を100%利用した環境製品。「『純度が高く割れにくい』という特長を持ち、電線の廃材を使っている。循環型製品のため、公的機関からの引き合いも多い」。
     同社長は、「砂利や草っぱらをそのまま使っている駐車場などに活用して欲しい」と提案。大型車両が出入りするセンターの敷地内に敷くことで、「轍ができるのを防ぐことができる」。また、大型車の荷台への敷設も視野に入れる。
     価格は硬質タイプの「PS-K」が910ミリ×1820ミリサイズで1枚2万3000円、「PSーL」が1000ミリ×2000ミリサイズで同3万5000円。
     さらに、レンタルでの提供を開始。「1日1枚から、必要な分だけを提供する」。料金は基本料金1枚400円で、1日1枚あたり60円からと破格だ。「物流業界の方がお困りの部分を、手軽な方法で解決していきたい」と意気込む。
    ◎関連リンク→ 株式会社ビーベストワーク

     
     
     
     
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