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    サンエイテレビ ソニー製蓄電池を物流倉庫に提案

    2014年3月27日

     
     
     

     サンエイテレビ(和田忠士社長、東京都江東区)では、BCPの観点から、「高安全」「長寿命」「無瞬断」の特長を持つソニーの業務用蓄電池を物流倉庫に提案している。
     ソニー製の蓄電池は、熱安定性や保存特性に優れた「オリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用。ソニービジネスソリューション(同港区)の中川浄シニアセールスプランニングマネジャー(写真左)は、「新型航空機でのトラブルが記憶に新しいが、従来のリチウムイオン電池では、業務用途を意識して大型化を図ると、安全性の面で問題があった」と指摘した上で、「リン酸鉄リチウムイオン蓄電池にすることで、この課題をクリアした」と説明する。


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     安全性の確保だけでなく、長寿命も実現。「ソニーの蓄電池は充放電を1万回繰り返しても初期容量の68%を維持できる。デジカメなどに使用されている一般的な民生用リチウムイオン蓄電池の8倍以上」。
     また、「CO2削減だけでなく、災害時の対応を見据え、再生可能エネルギーと蓄電池を避難所に導入する地方自治体が増えている」とし、「災害時こそ、安全性と寿命は重要なファクターとなる」と同製品の優位性を説明する。
     バックアップ電源として採用する場合には、停電時に蓄電モジュールからの電力に自動的に切り替わる「無瞬断」という特徴が最大限に生かされる。「0・数秒の瞬断が起きるだけで、ハードディスクなどはクラッシュしてしまう。マテハンやWMSなどITが複雑に連携している物流倉庫では、BCPの観点からも無瞬断は大きな利点」と訴える。また、「バッテリー残量が『時間で確認できる』のもポイント」とも。
     パッケージ型商品のラインアップは全部で5モデル。コンセントに接続できるものが2モデル、太陽光パネルの電力を直流のまま入力できるものを3モデルそろえている。太陽光パネル接続タイプは、急速充電にも対応している。
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     価格はスペックにもよるが「100万円台後半から」。和田社長は、「10年、15年と寿命も長い。トータルコストは市場で一番安いのでは」と話す。サンエイテレビでは現在、キャンペーンを実施中。同社長は、「最近は異常気象で落雷なども多く、停電への備えは重要」と訴える。
    ◎関連リンク→ サンエイテレビ株式会社

     
     
     
     
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