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    スズヒロフォークリフト 買い取り強化、適正な金額で売買

    2015年9月15日

     
     
     

     30年以上の実績を持ち、レンタル・中古販売・買い取り・年次検査など、フォークリフトの各種コストダウンを実現するスズヒロフォークリフト(鈴木宏延社長、愛知県豊田市)は、これまで注力してきたレンタル事業と併行して今後、買い取り事業も強化していく方針だ。
     鈴木社長は「トラックや自動車、建設機械などと比較すると、フォークリフトの買い取り会社は圧倒的に少ない。全国の年次検査を見ても、建設機械が37万台であるのに対し、フォークリフトは78万台と倍近く違う」と分析し、潜在するマーケットの魅力を指摘する。国内での需要以上に、最近では海外での需要も高まっており、フォークリフト市場の更なる活性化が期待されている。
     現在の買い取りの流れは、ディーラーや整備業者が客先の買い替えの際に下取りするケースが一般的で、買い取り金額も1万〜3万円と低めに設定されている。一律1万円のパターンが多数を占めるが、この1万円という価格設定に根拠はなく、半ば通例的な意味合いもあり、ユーザーとしても提示価格に疑問を持たないというのが実情だ。あるディーラーの提示価格が3万円だったのに対し、同社では25万円で買い取り、お客に大変感謝されたという。


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     そんな現状に鈴木社長は矛盾を感じており、「お客様の視点に立てば、みすみす利益を手放している状態。弊社としても転売のルートを確立することで、適正な金額で買い取り、売ることができる」と話し、「運送事業者、倉庫業を営まれている方々に声を大にして言いたい。フォークリフトを処分する時は『買い取り』という選択肢、手段があると覚えていてほしい」と付け加えた。
     同社の基本方針は「三方好し」。お客様、自社、関係する社会にとって良いかどうか。この基本精神が、買い取り事業を強化する根底にあることは言うまでもない。新商品の開発に伴い、愛知県から経営革新計画の承認も受けた同社。更なる活躍が期待される。
    ◎関連リンク→ スズヒロフォークリフト株式会社

     
     
     
     
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