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    日章冷凍 電動冷凍車「アイスイーグル」開発

    2015年11月6日

     
     
     

     業務のしやすさとランニングコストの圧縮に貢献する電動冷凍車が開発された。冷凍機の販売、取り付け、修理などで40年以上の実績を持つ日章冷凍(鈴木一光社長、埼玉県川口市)が新たに開発した軽トラック用冷凍機「ICE EAGLE(アイスイーグル)」は、新開発のインバーター駆動システムなどにより外気温35度で庫内温度マイナス10度を達成。走行中はエンジンに取り付けた専用バッテリーで発電と蓄電を行い、フル充電の場合、停車後1時間以上、ガソリンを使わずに冷却し続ける。
     開発に携わった鈴木社長は、「従来の冷凍車と違い、エンジンを止めて休憩を取ることも可能。ドライバーにもやさしい」と自信を見せる。「駐車中、新開発した充電器を100Vコンセントにつなぐだけでバッテリーに充電しながら冷凍機を動かせる」のも強みで、「冷蔵庫が載っているようなものなので、そのまま積み置きも可能」と説明。


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     同冷凍機は、エンジンで駆動していたコンプレッサーを冷凍機専用のバッテリーに蓄えた電気で動かすことが特徴。この方式を採用したことで、今まで車体の下に取り付けられていたコンプレッサーを、コンデンサーやエバポレーターと一体の冷凍機ユニットとして運転席の屋根部分に取り付けられるようになった。これにより、シャシー側の配管が不要になり、「架装メーカーでの冷媒配管作業がなくなる。長い配管がなくなることで、従来、多かった配管からのガス漏れやオイル漏れといった故障の原因自体が、アイスイーグルにはない」。さらに、故障の際も「冷凍機だけを乗せ換えてしまえば、数時間の作業ですぐに代替機で稼働することができる」という。
     今年4月には「フロン排出抑制法」が施行され、冷媒漏えいが確認された場合、漏えい箇所の修理を行うまでは原則、フロンガスを充填できなくなった。同社の蒲池潤営業課長は、「今までは、とりあえず冷媒(フロン)を充填して走らせていたが、法律上、そうした応急処置ができなくなった」と指摘する。冷凍機ユニットを載せ換えれば冷媒が漏れる可能性のない同冷凍機は、稼働率を落とさず新たな法令に対応することにも一役買いそうだ。
    ◎関連リンク→ 日章冷凍株式会社

     
     
     
     
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