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    三菱ふそう 新型大型トラックに最新技術を搭載

    2017年4月26日

     
     
     

     三菱ふそうトラック・バス(川崎市幸区)は2月28日、次期大型トラックに導入する新技術の発表・勉強会を開催。21年ぶりにフルモデルチェンジを行い、最先端技術を駆使して安全性と快適性、燃費の向上を目指す。
     新技術開発にあたり、「顧客を訪問し、アンケートを取るなど、現場の声を反映させた」と、大型トラックプロジェクトリーダーのトーマス・デッカー氏は語る。「平成28年排出ガス規制」に適合した2種類の新型エンジンは、日本市場のニーズに合わせ、燃焼室などを改善。同氏は、「大規模な燃費試験を実施し、車両のタイプによって異なるが、5―15%の燃費向上を見込んでいる」と説明する。
     今回のモデルチェンジでは、自動運転や自動ブレーキといった安全面についてもさらに進化。最新技術を搭載する。


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     車間距離保持機能付きオートクルーズに、自動停止・発進機能を追加した「プロキシミティー・コントロール・アシスト」。特に、高速道路での渋滞時に有効で、一時停止と発進を自動的に行い、ドライバーの疲労を軽減するとともに、追突事故を抑制する。
     「ABA4」は、2019年に義務化を予定している衝突被害軽減ブレーキ第2段階規制に適合している衝突回避システム。走行中・停車中の車両だけでなく、歩行者も検知し、警報音とウォーニング表示でドライバーに知らせる。距離や危険性の高まりに応じて自動ブレーキを作動させるなど、3ステップで対応する。
     「アクティブ・サイドガード・アシスト」は、国内初となる左死角に隠れた危険を警告する安全装置。ドライバーにとってミラーの死角となる箇所をレーダーでモニタリングし、左側方向指示器の作動時や実際にハンドル操作を行った場合に、警報音とランプで知らせる。これにより、左折時に発生しやすい自転車や原付きなどの巻き込み事故を防止する効果が期待される。
     運転注意力モニターの技術を強化し、赤外線カメラを追加した「アクティブ・アテンション・アシスト」は、ドライバーに向けられたカメラが顔の動きを捉えて注意力を監視。左右のわき見や、まぶたの動きを感知して注意力の低下をブザーと画面表示で警告する。同氏は、「車両の動きと組み合わせることで、より安全性を高められる」と付け加える。
     「パワートレイン3D予測制御」は、日本の地形に合わせた3D地図情報とGPSにより、道路勾配を予測し、省燃費走行を図るシステム。自動的に適切なギアを選択し、積極的なエコロール作動で、無駄な燃料消費を回避して燃費向上を図るという。開発本部長のアイドガン・チャクマズ氏は、「免許を取得して間もないドライバーも、ベテランドライバーと同様の走行が可能になる」と解説する。
     その他にも、日中のような明るさで点灯するLEDライトや、12段機械式自動トランスミッションなど、最新技術を駆使した機能を搭載予定。同氏は、「長時間の運転は、ドライバーにとって非常に負荷がかかる」とトラックドライバーの過酷な現状に警鐘を鳴らす。「運転支援システムなどで、前だけを見て運転に集中できる環境が作れれば、事故を減らすことができる」と熱く語った。
    ◎関連リンク→ 三菱ふそうトラック・バス株式会社

     
     
     
     
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