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    JFEシステムズ 配送計画を支援する「配送佐助」

    2007年5月22日

     
     
     

     JFEシステムズ(東京都墨田区)の「配送佐助」は、配送計画担当者のために、効率的な配送計画のすばやい立案を支援するシステム。毎日の配車組みにかかる負担を軽減し、現場の配車担当者から高い評価を受けているという。営業本部の藤平和己次長(写真)は、「車両台数の最適化が図れるため、平均で10%の台数が減ったという効果も表れている」と説明する。


     一般的な配送計画システムが持つ機能を、ほぼすべて網羅。中でも特長的なのは、「配送途中での積み増しに対応できること」。従来のシステムによる計画立案では単一拠点での荷積みが前提だったが、複雑な配車計画にも対応できる。同次長は、「突発的に入った追加オーダーへの対応など、実務に沿った形でシステムを運用できる」とする。
     また、出荷場所であれば「出荷指定日時」「出荷元稼働時間帯」、配送先の「配送指定日時」「配送先稼働時間帯」、車両の「積載可能重量・容量」、貨物の「指定積み合わせ」「指定車種」「指定輸送会社」など、細かく指定できる。カスタマイズで事業者ごとに特有の制約条件を設定することも可能。
     インターフェース(画面)の見やすさも特長のひとつ。ドラッグ&ドロップでの操作も可能で、「違反の積み付けにはアラームを発する」上、やり直し機能も搭載した。
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    実務に沿った内容で配車担当者の負担を軽減
     同システムを使えば配車業務の標準化が図れ、「いままで担当者が2〜3時間かけて行っていたのが、20〜30分でできるようになった報告もある」。また、同次長は「これから熟練の配車マンが定年を迎える事業者も多い」と指摘した上で、同システムを使えば、「入社数年の若手でも配車組みができる」とアピールする。
     発売から5年あまり、導入実績は20社以上。たとえば、大手コイルセンターの五十鈴(東京都大田区)ではグループ各社で利用が進み、「実務で気づいたことを生かしてアレンジし、システムが使いやすい形へと進化している」という。
     基本価格は600万円、導入費用が別途必要となる。同次長は「値段以上の効果は十分に上げることができる」と自信を見せる。
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     詳細は同社HP、http://www.jfe-systems.com/

     
     
     
     
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