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    大網商運・カーテクノジャパン 「LSボデー」を展開

    2008年1月10日

     
     
     

     大網商運(荒井烋社長=写真左、大阪市住之江区)と、カーテクノジャパン(片山昌志社長=写真右、同鶴見区)はこのほど、業務提携を結びトラックボディー架装の「LSボデー」の製造販売を本格的に展開。
     同商品の特徴として「軽い」「強い」「安い」「経済性」「メンテナンス」「迅速納期」の6点を挙げている。荒井社長と片山社長に話を聞いた。


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     大網商運は重量物などの輸送だけでなく、立体駐車場の施工なども手掛けており、トラックボディーやトレーラ製造は20年前から着手。荒井社長は「自社での使用や業界仲間だけに販売を限っていたが、20年の実績と製造ノウハウを広めたい」と意気込みを見せる。
     カーテクノジャパンは自動車の板金塗装のほか、重量トレーラまで対応できる大型レッカー車に加え、迅速な対応ができるバイクもそろえ、24時間365日体制でロードサービスを展開。片山社長は「製造と修理、販売面で両社のニーズが合い、本格的に販売することになった。今後、販売窓口と塗装業務などを請け負っていく」と説明する。
     LSボデーは材質をオールスチール、アルミで一体化することで無駄を省き、軽量化や強度も図れて経済性に富んでいる。さらに、ボルト数を最小限しか使用しない溶接構造。「ボディーの枠組みは木で作られていることが多く、木と鉄では溶接できない。そのため、ボルトを多く使用することから重量が増える。また、木の強度と一緒ならアルミやスチールのほうが強度があって軽い」と説明。
     荒井社長は「従来、15tある荷台をLSボデーなら14.5tで製造できる。この差は大きい」と話す。「綿密な打ち合わせにより無駄を省くので、既存のボディーより20%引きと考えて欲しい」と強調する。
     また、納期については「従来の製造課程では、シャシーを工場に入れて組み合わせる方法を取っているが、シャシーの図面をメーカーから取り寄せ、ボディーだけを先に製造するのでトラックを遊ばせることはない。納期は10日前後あれば可能」と話す。
     2社の製造や板金塗装、ロードサービスなど独自のノウハウを生かして取り組むことで「事故後のシャシー復元、ボディーの修理にも対応できる」としている。
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    10日前後という短納期で納品可能
     荒井社長は「運送の実務者が手掛けているので、細かいところまで目が届く。各社様々な荷にも対応できる」とし、片山社長は「2社のノウハウが様々なニーズ対応を可能にしている。今後はさらに営業面を強化していきたい」と話す。
     問い合わせは、電話06(6618)8899番。担当・テラオまで。
    ◎関連リンク→大網商運カーテクノジャパン

     
     
     
     
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