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    日本信号  UHF帯リーダライタに通過検知機能を搭載

    2008年6月26日

     
     
     

     数年前までは、その「読み取り精度」が課題とされていたICタグだが、サプライチェーン上での実用化が進む今、ハードウェアやソリューションのプロバイダーは「機能の高度化」を争っている。
     その一つが、日本信号(東京都千代田区)が開発した「ICタグ通過検知機能搭載UHF帯高出力型リーダライタ」だ。同社ビジョナリービジネスセンターRFI事業推進部の波多正俊課長に話を聞いた。


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    波多課長
     UHF帯のRFIDは3─5m程度という広範囲の読み取り・書き取りが可能。この特長を生かして製造や物流の現場で導入され始め、現場の作業改善・効率化に役立てられている。
     しかし、交信範囲が広いことのデメリットとして、電波の届く領域内にあるタグをすべて読み込んでしまうことが課題とされていた。遠い位置のタグを近くのタグより先に認識してしまうケースなどがあり、同課長によると「これまでは、カーテンなどで囲いをすることで、電波の届く範囲を限定していたが、抜本的な解決にはなっていなかった」という。コンベヤー上でRFIDシステムを使う時などは、荷物の通過した順番が正確に分からないなどという問題があった。
     同社が新開発したリーダライタは、「電波の往復時間からタグがアンテナに最も近づいた点を割り出し、その一点だけで読み取りを行う」というもの。どのタグも同じポイントで検出されるため、「タグの正確な通過時間と順番を把握することが可能になる」。これにより、「仕分けや個別の検品業務の精度を向上させることができる」と、同課長はその効果を説明。
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    タグの正確な通過時間と順番の把握が可能に
     同製品について、同課長は「UHF帯の持つ『広範囲の読み取りは得意』というメリットを残しつつ、同帯が苦手としていた『(通過順番などの)細かい情報の読み取り』も機能としてカバーすることができた」と自信を見せる。
     今回の同製品発売と合わせて、同社は現在、「導入キット販売キャンペーン」を行っている。UHFリーダライタコントローラ(1台)、UHFアンテナ(2台)、UHFタグ(100枚)、専用ソフトウェア(一式)のセットで49万円。「3PL事業者をはじめ、物流センターへの導入を狙っていきたい」としている。
     なお、同社ではハードウェア単体の販売、システムを含めた提案のいずれも行っている。自動改札機に代表されるような交通や空港分野のイメージが強い同社だが、「今後は、物流業界向けにも積極的にソリューションを展開していく構え」だという。
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     同社HPは、http://www.signal.co.jp/

     
     
     
     
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