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    アイケン 車内専用エアコン「エコエース」を製造・販売

    2008年11月27日

     
     
     

     長距離輸送での休息や仮眠、荷待ちの待機などでアイドリングをしながら停車しているトラックを見かける。大型トラックとなると燃料消費量も大きく、環境面に加えてコスト面でもアイドリング・ストップは注視されているが、冬場や夏場にエンジンを止めて待機することはドライバーにとって過酷だ。
     非常用バックアップ電源などを手掛けるアイケン(川崎関夫社長、大阪府柏原市)は、エンジンを止めた状態で冷暖房の使用を可能にした車内専用エアコン「ECOACE(エコエース)」を製造・販売している。10月から予約を開始している同製品について、同社取締役部長の河野恭子氏に話を聞いた。


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    河野恭子氏
     「トラック関係者から、エンジンを止めても、どこででも使えるエアコン装置は開発できないのか」という声があり、同商品の開発を約2年前に開始したという河野氏は、「エコ意識の高揚も背景にあり、開発に着手した」という。非常用バックアップ電源や車両の電装を手掛ける同社は、そのノウハウをエコエースに採り入れた。
     同商品の特徴は、走行して溜めた電気で専用エアコンの使用が可能で、走行中は自動で充電を開始し専用バッテリーに蓄電を行うシステム。同氏は「専用のバッテリーを用いることで車両本体のバッテリーに影響を及ぼさない」と説明する。
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    「ECOACE」イメージ図
     さらに、AC100ボルトの外部電源にコンセントを差し込めば、蓄電池を使わず何時間でも専用エアコンが使用でき、専用バッテリーに不足分の電量を充電することも可能。同氏は「走行の仕方にもよるが、東京から大阪まで走行すると連続で約六時間の使用が可能。中長距離向けの商品といえる」という。また、エコパワーメーターを搭載し、使用電気量や専用エアコンを使用した時間も計測できるため、搬入先などで使用した電気代やCO2削減量も簡単に計算できるという。
     同社の調べでは、アイドリング時と同商品使用時の環境負荷効果として、10t車1台の1時間あたりのCO2で4.1kg、NOxで80gの削減が可能。1日5時間のアイドリングの場合、270日稼働で換算すると年間約5.5tのCO2削減に貢献できるという。
     コスト削減効果としては、1時間あたり1.56Lを消費したとすると、(軽油価格リッター140円の場合)同条件で年間約30万円のコスト減が可能になるとしている。
     販売は受注生産で、随時予約が必要。価格は60万円強となり、取り付け工賃が別途かかる。同氏は「ほとんどの車種に対応できるが、一部エアディフレクターの形状により取り付けが困難な場合もあるので、問い合わせてほしい」と説明。また、「整備工場を持たれているところであれば取り付けは問題ない」と補足する。
     同社のキャラバンに同商品を装着したデモカーも用意しており、「実物を見ていただくとシステムが分かりやすい」という。同氏は「自分の子供を、排ガスを出す場所には、ほっておけないと思う。少しでも排ガス減少にお手伝いできれば」と語る。
     問い合わせは、電話072(970)1117番まで。

     
     
     
     
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