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    期待外れの年末繁忙期、荷物確保に苦労する運送事業者

    2008年12月5日

     
     
     

     年末の繁忙期に向けて、燃料価格高騰などによる今年の売り上げ、利益ダウンを埋め合わせようともくろむ運送会社も多い。しかし、世界的な不況や円高などで国内外ともに物流が低迷し、大きく期待を裏切っているようだ。


     家電関係の配送を行う運送会社は、ようやく例年並みの寒さが訪れ暖房器具などの配送が増えることを期待しているが、今のところ前年同時期と比較して約2割程度物量が減少しているようだ。同社は、「例年なら傭車を集めるのに四苦八苦する時期だが、今年は自社車両が午前中の早い時間の配送と夜の配送だけで、昼間の配送が大幅に減少している」と語る。
     一方、航空貨物輸送業者も、「中国食品など例年なら多く輸入されている時期。しかし、中国産食品の毒物混入事件や不安定な経済情勢などから、輸入貨物も例年と比較して大幅にダウンしている」と表情も浮かない様子だ。
     建設資材・機械輸送関係は、「例年なら9月から翌年3月ぐらいまで繁忙期を迎えるが、今年は建設会社の倒産が多く、設備投資も減少しており、当社もできる限り荷物を確保するなど慎重に行っている。輸送効率の向上にも努めている」という。(佐藤弘行)

     
     
     
     
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