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    タイヤを軽視しない 日頃の点検で防げる事故も

    2012年7月19日

     
     
     

     交通ルールの順守や運転中の注意事項など、多くの運送事業者が事故防止活動に力を入れている。だがタイヤについては、軽視しがちな事業者も多い。
     トラック用タイヤを扱う販売店は、「タイヤは命を預けるものだが、運送会社の中には、タイヤの整備を重視していないケースも多い」と警告。タイヤの溝や空気圧など、日頃の細かい点検で防げる事故もあるという。交通事故が起きると、ドライバーの不注意や操作ミスなどが指摘されるが「実はタイヤの溝が減っていてスリップしていたり、制動距離が長くなっていたりと、タイヤが原因になることもある」。


     だが、タイヤは消耗品でコストであるととらえている事業者もおり、安全対策は二の次になっているケースもあるという。中には、溝がなくなるまで目いっぱい履き続けている運送会社もある。
     別のトラック用タイヤ販売店社長も、「タイヤ整備を軽視していると、結局は事故などで余計な経費が出ていく」と指摘。同社では多くの運送会社と取引があるが、「タイヤの点検はほったらかしの状態で走っている事業者もある」という。そうした運送事業者から、「遠方に配送に行っているトラックがバーストした」という連絡が入るのだ。遠方であれば出張料金やレッカー代がかかり、まして事故にでもなれば多大な出費になる。「多くの運送事業者を見てきて、タイヤをほったらかしている事業者は長続きしないと思う」と同社長は話す。
     夏場は路面の温度も高くなり、空気圧の不適切なタイヤが熱を持ってバーストすることもある。「安全対策はタイヤから」と語っている。

     
     
     
     

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