-
物流ニュース
「缶コーヒー」気遣い広まる 受付に常備し配布
2014年2月13日
「私なら、どうするかなと考え、やはり缶コーヒーを渡すことにした」。食品輸送が主力の神戸市内のトラック運送事業者が話す。昨秋の弊紙記事に触発され実行しているという。
記事は、荷積みなどの現場で出会ったドライバーに、運送経営者が缶コーヒーを渡すため小銭をいつも用意しているというもの。ほかにも、荷主の社長が「弁当でも食べて」と金一封をポケットマネーで渡すなど、ドライバーとの関係を見つめ直す話を複数掲載した。
「自分もサイフがそんなに大きくないので」と始めたのが、自社ドライバーはもちろん、自社倉庫に引き取りに来てくれる協力会社のドライバーにも渡す缶コーヒー。「無糖」「加糖」の2種類が受付に常備され選べるようになっているという。事業者は、「積み荷が遅くなることもあるこの業界では、内心穏やかでなく出発するドライバーもいる。1本の缶コーヒーがその心を穏やかにしてくれることもあるのでは」と話す。この記事へのコメント
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ