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    大雪で3日間動けず 涙するドライバー

    2014年4月10日

     
     
     

     大雪に見舞われた関東甲信越地域では、至る所で交通が麻痺し、荷物が届かないなど物流への影響が大きかった。食品輸送を手掛ける井ノ瀬運送(埼玉県熊谷市)も、配達のトラックが雪の影響を受けた。同社のトラックが渋滞にはまったのは、群馬県安中市の国道18号碓氷バイパスで、積雪のため200〜250台の車が立ち往生し、孤立状態を余儀なくされたという。
     トラックは3日間動けない状況になり、ドライバーはその場で待機するしかなかった。燃料にも限りがあるため、エンジンをかけっぱなしにできず、ドライバーはつらい時間を過ごすことになるが、近所の人々の炊き出し支援やドライバー同士の助け合いなど、心温まるエピソードもあったという。


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     3日目にドライバーを迎えに行ったとき、深々とお辞儀をするドライバーの目からは涙がこぼれていた。それは、迎えが来た安堵感からではなく、荷物を届けられなかったことへの責任感から出た涙だった。
     「無事に荷物を届けられず申し訳ありませんでした」。涙を流しながら悔やむそのドライバーの姿を見て、井ノ瀬社長は、「大変だったのに、自分のことではなく仕事のことを最優先に考えている。うちはこういうドライバーに支えられている」と、改めて自社の強みを確認したという。

     
     
     
     
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