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    予想外の反応に驚き?応募者増えた求人方法

    2014年10月31日

     
     
     

     「なかなかドライバーが採用できないが、ある文言を求人募集に加えたら予想外の反応だった。次々と応募があって驚いている」と岡山県西部に本拠を構える運送会社の社長。しかも、場合によっては国から補助金までもらえるようで、「困っている同業者に知らせたい」と連絡が入った。
     まず気になるのは「ある文言」だが、社長によれば「求人募集に『60歳代も活躍中』と入れただけ」。若年ドライバーが欲しい業界関係者とすれば〝ガクッ〟という感じかもしれないが、いまのトラック業界ではバリバリの現役であるのも事実。同社には60歳前後の応募者が殺到し、なかにはドライバー未経験者もいたらしいが、そのなかから2人を選んで採用したという。


     しかも「1人の採用につき国から90万円の補助金が出る」と社長。ハローワークや民間の職業紹介事業者などを通して高年齢者(60歳以上、65歳未満)を雇い入れた場合、事業主に賃金の一部として助成される「特定就職困難者雇用開発助成金」のことのようだ。「母子家庭の母親」も同様の対象となるが、もちろん社長も承知していた。
     「2トン、4トン車の市内配送なら十分に可能性がある。育児などで突発的な休みが必要になる場合も想定しないといけないが、複数を雇い入れて組み合わせることもできる」と、新しい戦力として活用することも検討中のようだ。国交省は9月に「トラガール促進プロジェクトサイト」を開設したが、不足するドライバー対策として女性が活躍する場を広げようとするもの。高齢者とともに、この先のトラック業界に欠かせない人材として位置付けられている。

     
     
     
     

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