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    2トン・4トンの魅力薄れ 帰って来ないドライバー

    2014年10月31日

     
     
     

     北海道の運送業界関係者は、道内のトラック業界の業況について「消費増税前の駆け込み需要時に車が足りなくなり、配送が滞った現場があちこちで出たことで潮目が変わった。ここで荷主と話をし、運賃の値上げをしっかり勝ち取った所と、出来なかった所との差が出ており、とりわけ増税後の買い控えの反動が来た今年度前半は、この差が顕著になった」と捉えている。
     一方で、ドライバー不足が続いていることもあり、「十分な運賃がもらえていない運送会社は、いい給料が払えないため人も来ず、一部の人間も他社へ流出するという現象が昨今、目立つようになった」という。これに著しい労働時間違反への処分が厳しくなったことが拍車をかけ、勤務時間が短縮されて手取りも減った者が増えたため、「余計に辞める人間が出やすい環境になっている」と指摘。しかも、これまではドライバーは他の運送会社に移るというケースが多かったが、「今は『ドライバーから足を洗い、帰って来ない』ようになった」と話す。


     それでも、道内で多くいる大型車やトレーラのドライバーは「自分にしか出来ない特別な仕事」というプライドを持っている者が多い。仕事の魅力で人を引きつけることは可能とのことだが、2トン・4トン車のドライバーの場合は誰にでも出来る仕事と捉えられがちになり、「魅力が薄れてしまった」と断言。「2トン・4トン車のドライバーは、魅力や給料面でコンビニ店員と変わらないようになり、誰にでも出来る他業種との人材獲得競争になっている」としている。
     人材の確保・定着のために必要な要素として同氏が挙げるのは、「ドライバーがステップアップできる仕組み」「付帯作業など他のサービスが出来る仕事」を確保することとしているが、規模の小さい会社では、このような取り組みは容易ではないと考えている。「単純に『積んで、運んで、下ろすだけ』という2トン・4トン車の仕事は、仕事自体の魅力と人材確保の両面で、今後ますます厳しくなっていくだろう」との見通しを示している。

     
     
     
     
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