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    日本花き卸協会 花きの物流合理化に挑戦、将来性を協議

    2018年3月29日

     
     
     

    国内の花き卸売業者で組織する日本花き卸売市場協会(磯村信夫会長、東京都千代田区)は、喫緊の課題として、花き業界における物流の合理化に取り組んでいる。

    磯村会長は「人手が不足するなか、物流を効率化できなければ花き業界の競争力が低下する」として、「サプライチェーンの効率化が急務である」としている。

    同協会では2年前から、花き物流イノベーション事業として、流通容器の標準化を図り、標準流通容器の普及やパレット物流の実証試験などに取り組んできた。

    パレット物流では、パレットを利用したトラック積み込みと市場での荷下ろし作業時間およびコストを、パレット無しでの作業と比べた結果、作業時間は1時間52分、コストは1万1700円の削減と効率化につながることが実証された。

    今年度は、標準容器実証試験によるコスト分析、標準容器に準拠したマテハン機器の提案、標準縦箱容器の提案などに取り組むほか、物流におけるIoTやロボットといった新技術の動向と花き業界への適用についても模索していく考えだ。

    また、同協会では先ごろ、「花きロジスティクス先端セミナー」を開催。「花き物流の標準化と将来像」をテーマにしたパネルディスカッションで、生産者や物流事業者などが一体となって物流の合理化に向けた意見交換や問題提起なども行っている。

    パネルディスカッションでは、産業能率大学経営学部准教授の寺嶋正尚氏をはじめ、磯村会長、福岡県花卉農業協同組合組合長の原坦利氏、三和陸運社長の井上博保氏、日本パレットレンタル総合研究所主席研究員の永井浩一氏が登壇。

    運営コストのなかで占める割合が大きいロジスティクスを合理化するためには、個別対応より、サプライチェーンでやっていかなければ対応しきれなくなることから、出荷規格の統一が必要であることを確認。

    また、パレット輸送については、実証試験で物流効率化に一定の効果があると示されたが、物流事業者や、鮮度の観点から、切花は箱車でなければ温度管理が難しいため、パレット輸送は向いていないという、それぞれの立場からの意見もあった。

    物流の効率化には、点、線、面の効率化の、どれを基準に考えるかが重要。どのような形で運べたら効率的なのか、ロットを考えていくのも重要となってくるとした意見も出るなど、活発なディスカッションが行われた。

    ◎関連リンク→ 一般社団法人日本花き卸売市場協会

     
     
     
     
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