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    ロコンド 「急ぎません便」導入、再配達率を約10%減少

    2018年5月25日

     
     
     

    ECの取引は年々増加しており、今後も取引数の増加が予測されている。しかし、通販取引には宅配サービスが付きものだ。いまや増加する宅配件数への対応は、こうしたECサイトを運営する企業にとって無視できない存在となりつつある。

    取り扱いブランド数が100を超える靴やファッションの通販サイトを運営するロコンド(田中裕輔社長、東京都港区)は宅配の日時指定などを工夫して再配達率をおよそ10%まで減少させている。元々同社は通販サイトでありながら、商品の試着を可能とすることで買い物に行けないユーザーでも特別な時間を過ごせるよう工夫し、支持を得てきた企業でもある。社長はこのサービスを導入した際、「ある程度の規模の大きさがあれば吸収できるモデルではあった。年商100億円にいくまでずっと赤字だったが、ある程度の規模となれば吸収できると予測できていたので、倉庫の整備とシステム作製でコストカットし黒字化へとつなげていった」と話す。

    そんな同社が展開している宅配方法には、注文から1~3日後に発送する「急ぎません便」と、最速で当日夜に配達し時間も1~2時間単位で指定、更にトラックをリアルタイムで追跡・可視化させた「ファーストクラス便」がある。

    現在、急ぎません便の利用率は3割を超えるという。また急ぎません便は、物流センター側の平準化につながっている。田中社長は「導入以前は当日・明日と、受注数を予測しながら稼働していた部分もあった。平準化できた部分では当社側もコスト削減できている」としている。

    ファーストクラス便も急ぎません便と同様、再配達率の減少に貢献している。同社は、今年の3月にはファーストクラス便の配送エリアを東京23区まで拡大。23区での配送を十分達成できる形とした後は、更に配送地域を拡大させることも視野に入れているという。

    他にも宅配運賃の値上がりに関して同社は、それまで5000円以上の買い物に対し送料無料となっていたのを止め、値下げした形としつつも、配送形態に応じた料金を設定。併せて一定以上の買い物には送料無料としていたところを、買い物に使えるポイントを送ることでカバー。値上がり分の吸収に成功している。

    田中社長は「運賃上昇の原因には再配達の問題が大きく関わっている。当社は急ぎません便と、時間帯を細かく指定でき、トラックもリアルタイムで追跡でき、到着前に連絡も入れる形のファーストクラス便で再配達を減少させ、結果として運送会社の負担軽減となり、適切な運賃で業務をお願いできる形が整っている」と話す。

    ◎関連リンク→ 株式会社ロコンド

     
     
     
     
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