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物流ニュース
北京近鉄 上海・浦東国際空港の監管倉庫を移転・拡充
2006年7月27日
近鉄エクスプレス(KWE)の中国法人、北京近鉄運通運輸有限公司(北京近鉄)は、上海・浦東国際空港の監管倉庫(保税専用倉庫)を移転・拡充し、自社一括での貨物取扱い体制を強化した。8月1日から本格的に営業を開始する。
施設拡充の結果、貨物到着後、輸入通関を経て倉庫から引き取り可能となるまでのリードタイムが従来比で約3時間も短縮となる。
北京近鉄は、同空港で2003年1月に2600平方mの監管倉庫を稼動し、輸入貨物を取り扱っていた。しかし、増加する貨物量に対し、約1500平方mの倉庫スペースを部分的に追加したにもかかわらず対応に追われていた。
新倉庫は、これまで3か所に点在していた倉庫スペースを1か所に集約。作業効率が向上したうえ、面積は約5200平方mと3か所の倉庫の総面積よりも約1000平方m広くなっている。
また、輸入貨物の自社ULDサービス強化のため、大型ULDハンドリングシステム1基を設置するとともに、約500平方mの作業スペースを確保。10枚以上のULDを同時処理することが可能となっている。
KWEの中国での自社拠点数は97拠点。同社では、「今後も年内の100拠点を目標に、KWEグループの中国ネットワークの拡充に注力していく」としている。
◎関連リンク→近鉄エクスプレス -
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