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    「国際物流総合展2008」実行委員長・ダイフク小林氏に聞く

    2008年1月8日

     
     
     

     今年9月、アジア最大規模の物流・ロジスティクスの専門展示会「国際物流総合展」が開催される。日本ロジスティクスシステム協会や日本能率協会など6団体が主催する同展示会は、2年に1度開かれており、今回で8回目。
     国内外の最新物流システム機器、サービスなどが一堂に会する催しとして注目を集めている。今回は、「未来を創造するロジスティクスイノベーション」というテーマを掲げ、環境負荷の軽減、安全・安心の確保を考慮した展示品が紹介されるほか、「安全で環境にやさしいトラック輸送コーナー」が初めて設置される。同展示会の実行委員長を務めるダイフクの小林史男副社長に話を聞いた。


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    ─今回の特徴は。
    「より多くの企業にご出展いただけるように、前回(06年)を上回る400社・1800小間を目標に開催する予定。9月9日から12日までの4日間で、12万5000人の来場を見込んでいる」
    ─テーマの狙いは。
    「私が考える物流業界の課題は3つある。(1)少子高齢化による労働人口の減少への対応、(2)物流品質の向上、(3)環境負荷の軽減。特に、労働人口の減少への対応に関しては、物流現場を省力化、自動化するシステムの活用が有効だろう。それには、さらなるイノベーションが必要だ。今回のテーマは、これら課題解決の一助となるようなソリューションをロジスティクスの視点から産業界へ、広く情報発信したいという思いを込めた」
    ─今回初めて、「トラック輸送コーナー」を設置するが。
    「例年の来場者を分析すると、運送業関連の方が最も多く、高い関心をお持ちだということがわかった。さらに足を運んでいただきやすくするために集中展示を行う」
    ─「NEXT STAGE」とは。
    「荷主と物流事業者のパートナーシップに基づいた、トラック輸送に関する次世代のあるべき姿=『STAGE』を産業界に提案することをめざし、このコンセプトを掲げた。この『STAGE』という言葉には、『Safety(安全)』『Trust(信頼)』『Advancement(地位向上)』『Green logistics(環境対応)』『Efficiency(効率化)』という5つの思いを込め、それぞれの頭文字を取った」
    ─意気込みは。
    「当展示会のように内容の濃い、規模の大きな展示会は類を見ない。海外からの参加企業も多い。1社でも多くのご参加と、1人でも多くのご来場を期待している。我々実行委員会は、来場者の方の課題解決の一助となる展示会にしたいと願っている」
    ─出展の締め切りは。
    「4月25日までとなっているが、前回は、出展希望が殺到してお断りしたケースがあった。今回は早めのお申し込みをお願いしたい」
    ◎関連リンク→国際物流総合展2008

     
     
     
     
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