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    京浜港物流高度化推進協議会 コンテナ輸送の実証実験実施

    2008年3月3日

     
     
     

     東京―宇都宮便の海上コンテナ貨物列車による輸出入貨物を対象として、コンテナターミナルと鉄道貨物駅間の輸送効率化と、インランドデポとの連携による効率的海上コンテナ鉄道輸送形態の形成を目指した実証実験が、2月25日から始まった。
     実験は関東地方整備局や関東運輸局、官民の京浜港関係者で構成される京浜港物流高度化推進協議会鉄道WGが実施。同日から3月7日まで、大井CT─東京貨物ターミナル駅─宇都宮貨物ターミナル駅で行う。協力事業者は日立物流、JR貨物、宇都宮国際貨物ターミナル。協力輸出荷主は東芝メディカルシステムズ、クボタ、JUKI、日立アプライアンス。


     大井CT─東京貨物ターミナル駅間のドレージ効率化と同駅の荷役効率化をめざす。現状は渋滞によるコンテナターミナルのゲート待ちや翌朝移行随時搬出、東京貨物ターミナル駅では構内の取り下ろし作業待ち、列車導入線まで一時仮置きなど非効率な荷役・輸送形態となっている。
     実験ではゲート待ち時間の短縮、シャーシプールでの当日一括搬出と夜間蔵置の実施、一時蔵置後、一括搬入と貨車への直接積み替えで、荷役待機時間や一時仮置きなどが不要になり効率化を図る。インランドデポとの連携で空コンテナのピックアップ、返却の効率化も図る。

     
     
     
     
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