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物流ニュース
アルプス物流 6期連続で増収増益、海外拠点拡大を推進
2008年5月19日
アルプス物流(山崎孝一社長、神奈川県横浜市)は9日、08年3月期決算説明会を開催した。
連結決算は売上高634億3700万円、営業利益55億1600万円、経常利益56億3900万円、当期純利益29億8000万円。過去最高を更新して6期連続の増収増益となった。
09年3月期の連結業績見通しは売上高663億円、営業利益54億円、経常利益55億円、当期純利益29億2000万円で、売上高は4.5%の増収、営業利益は2.1%の微減としている。
同社は08年4月1日から3か年の中期経営計画を制定し、中長期的な売り上げ拡大と利益の確保を最重要の経営目標として、11年3月期に連結売上高735億円、連結営業利益65億円を目指す。
中期重点戦略として国内倉庫、デポの拡大や海外拠点、倉庫の拡大を進める。国内では倉庫を新設した新潟営業所が6月に稼働する。国内の拠点と運送デポは35か所から45か所へ拡大、トラックは535台から620台へ増加する。
海外では10月にタイに現地法人を設立するほか、中国の天津に増設した新倉庫が完成する。北米のマッカレンにも4月に新倉庫が稼働している。
中国長距離トラック輸送ネットワーク「アルプス特快便」が好評で、今年度は既存路線を週11を15便に増便し、天津と大連を結ぶ路線の定期便化に取り組む。
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