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物流ニュース
カンダコーポ 電気通信事業に参入、売上5億円目指す
2008年6月16日
カンダコーポレーションが総合的な電気通信サービス事業に着手、来期から本格展開する。一部事業は7月から営業を始め、3年後には売り上げ5億円を目指す。
新事業は、ソフトウエア開発・販売を手掛けるグループ会社ケイ・コム主体で展開。サービスセンターを開設し、物流センター付帯業務に限らずWMS導入からEDI、SFA(営業支援システム)など、ワンストップで利用可能なサービスを提供していく。
同センターは(1)VAN、(2)ASP、(3)データセンター、(4)Webサービス、(5)システムプロデュースの5事業が柱となり、このうちVAN事業は今期に営業を開始。各種EDIデータの集約・受配信など、回線ネットワークサービスやWMSと連動したEDIデータの生成・受送信・レコード変換を行う。「365日24時間対応のサポートデスク」も設け、「カンダ」を入れたセンターの呼称やロゴマークも検討中。
持ち株会社カンダHDはグループ経営の管理・監督を担うほか、資産の有効活用に向け不動産事業を展開。全国の総面積14万1900平方mの倉庫を、今期中に10%程度増床する計画。
来年4月の持ち株会社制移行後は、現在のトランスネット、3PL、CSの各営業部を吸収して、新カンダコーポが誕生。
勝又一俊社長は「新カンダコーポに3営業部が入るが、将来はそれぞれ独立した会社にする」と説明。「(商品の)『品質』だけに注意すればよい時代は終わった。移行を機に情報を中心とした差別化を図り、スピーディーな対応に努めて行く」と強調した。
◎関連リンク→カンダコーポレーション -
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