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物流ニュース
日通 トラック大手で初めてサーチャージ制導入
2008年6月17日
日本通運は5月30日、国交省に「貸し切りトラック」で燃料サーチャージ導入の新運賃・料金を届け出た。トラック大手では初めてで6月分から適用。
新運賃は直近3か月の平均軽油価格を反映する方式で、今回は3〜5月までの平均価格を基準に導入。関東地方で731円をプラス。サーチャージの発生する軽油基準価格は石油情報センター発表の小売価格を参考に決定。運輸局管内別に関東、北海道、東北、中部、近畿、九州で1Lあたり78円、北陸信越、中国が79円、四国77円、沖縄総合事務所76円とし、3か月平均がこれらの基準値を下回れば徴収は中止となる。
ただ「顧客の取引形態が多様で一律の適用は難しいほか、満額で払ってくれるか分からない。価格交渉はこれから」としている。サーチャージ導入はBtoBの幹線輸送の「貸し切り」のみで、メーン市場の宅配便、特積み貨物、引越輸送では導入を見送った。
◎関連リンク→日本通運 -
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