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    模範ドライバーが一転 豹変してトラブル続出

    2011年9月15日

     
     
     

    truck3_0912.jpg 荷主に表彰されることもしばしばあり、まさに会社の模範だったドライバーが、今年に入って度々、トラブルを起こすようになった。得意先や自社ドライバーとの言い合い、仕事のミスなど、これまで考えられなかったようなことが相次いで起こるようになったという。おかしいと感じた同社社長が、幾度となく、そのドライバーと2人きりで話をしたが、改善は見られなかった。しかし、さらに調べたところ意外な結果が分かった。



     埼玉県の事業者は食品輸送を展開していることもあり、身だしなみやあいさつなど、輸送品質には厳しく対応している。そんな中にあって、40代前半のドライバーは模範的だった。

     日常の業務態度はもとより、後輩への指導も的確で、同社長が「他のドライバーに『見習うように』と常に言っていた」というほどで、まさに「プロドライバー」だった。数ある協力会社の中で荷主から優秀ドライバーとして表彰されることもあった。

     しかし、今年に入って状況が変わった。仕事先で言い争いをするというトラブルをはじめ、他のドライバーとも不協和音が聞かれるようになってきたという。トラブルが生じるたびに、同社長が2人きりで話をしたという。トラブルは、いずれも会社のことを思ってのことだったので、決して悪いことではなかった。他のドライバーに強い口調で指示するなど、伝え方に問題があった。そのため社長としても、言い方に気をつけるよう注意を促す程度だった。

     しかし、改善の余地はなく、トラブルはさらにエスカレートしていった。これまでは他のドライバーの模範的な存在だったのに、疎まれる存在に変わってきたのだ。様子が変だと思った同社長は、そのドライバーのあることに気付いた。今年に入って明らかに痩せてきていたのだ。

     「仕事がきつくなったわけでもなく、ストレスがたまっているようでもなかったので、なぜ痩せたのか、おかしいと感じた」という。当初は薬物に手を出したかを疑ってしまい、「車の中で日報を書いている姿を、薬物をやっている姿と重ね合わせてしまったこともあった」。

     薬物に手を出すような人間ではなかったので、しばらく様子を見ていたが、それでも痩せていくので強制的に病院へ行かせたという。

     その結果、意外な事実が判明した。血糖値が異常に高かった。いわゆる糖尿病だったのだ。

     それが影響して、イライラ感につながっていたのだという。幸い糖尿病とはいえ初期だったこともあり、治療でみるみる回復し、血色も見違えるように良くなっていった。

     そうなると、トラブルもなくなり、以前の模範的なドライバーへと戻っていった。健康診断は毎年必ず行っているという同社だが、「ドライバーの性格までも変えかねないだけに、今回のケースを通じて、改めて健康管理の重要性を学んだ」と指摘している。(高田直樹)

     
     
     
     
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