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    モノ申すべきだが… 荷主に従わざるを得ない現実

    2011年9月28日

     
     
     

     主体性を持ちたい思いは共通していても、いざモノ申すとなれば弱い立場のトラック運送事業者。取引先にとっての効率化が、実運送の立場でも同じとは限らない。道路状況や気象条件などを踏まえた現場のカンで輸送スケジュールの変更を求めるなど、もってのほかというのが現実のようだ。



     広島市の運送会社の社長によれば「荷物量が小口化しているため、最近は荷下ろしや積み込みで3、4か所を回るのが当たり前」という。ドライバーの労働時間や燃料のことを考えると効率よく回りたいが、なかなか思うようにいかないらしい。

     「それぞれ(の取引先)が自分の都合で時間を決めるから、行って・戻って…というような非効率なケースも少なくない。『何があっても最初』にこだわる取引先もあるが、文句を言いながらも従わざるを得ない」と社長。

     一方、先日の大型台風で「あそこは土地が低いから冠水の恐れがある」と感じたものの、荷主から配送ストップの声がなかったために強行した岡山県の運送会社。社長によれば「トラックに浸水するほどではなかったが、山肌から水が流れ出していて、崩れるのではないかと気持ち悪かったらしい」と話す。

     容積モノを積むために通常より大きな箱ボディーを乗せたトラックが、台風による暴風で横倒しになるという事態も起きたというが、事情を知る社長らは「予想できたこと」と話すものの、荷主に運行中止を要請できるかというと、これもまた難しい。ただ、荷物の安全搬送や、ドライバーの危険を考えればモノ申すべきなのは間違いない。(長尾和仁)

     
     
     
     
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