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トピックス
第80回:税務署からの郵便物に驚き
2012年2月17日
今回はある日突然、税務署から自宅に郵便物が届き、家族全員が驚き困っているという社長の相談です。その郵便物は社長のお子さん宛に送られてきたもので、お子さんが税務署から呼び出されているという内容のものでした。
社長は自分の子どもがアルバイトをしていることは知っていましたが、年収がいくらなのか知りません。家族でそのような話をしたこともなく、扶養家族から外れるくらい稼いでいるとは思っていませんでした。税務署からの郵便物には、お子さんに平成20年から22年までの所得についてお尋ねしたいので、所得計算に必要な書類、生命保険の控除証明書、国民健康保険料や国民年金の領収書、印鑑をもって当署個人課税部門にお越し下さいと書かれてありました。社長は「税務署に行かなくていい方法はないか」と、お子さんのアルバイト先を訪ねました。どうもアルバイト先に税務調査が入り、アルバイト全員の給料から税金を天引きすることなく支給していたことが今回の原因のようでした。税務署は、そのアルバイト先の給料関係の書類を全てコピーして持ち帰っているとのことでした。
なんとか逃れる方法はないものか、社長は考えますが、税務署がコピーを持っている以上、逃げることはできない。放っておけば、状況はさらに悪化する可能性があります。子どもは新たに税金を支払い、自分も確定申告の修正をして追徴金を払う。揚げ句には家族全体で国民健康保険料が最高額になるという結果になるかも…と社長は嘆いています。
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