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トピックス
不正な燃料への対策 被害を防ぐ取り組み活発化
2015年4月17日
灯油などが混入された非正規の軽油が市場に流通していることを受けて、トラック運送や石油業界では被害に遭うことを未然に防ぐための取り組みが各所で見られる。だが、不正軽油を始めとした非正規品の流通量や、それをもとにした脱税額の全体像についてはほとんど調査もなく、業界と行政の取り組みは場当たり的にならざるを得ない状況にある。製油所から出荷される時点での課税など、税制そのものの改革を求める声はあるものの、小さいのが現状だ。
兵庫県内の運送事業者でつくる協同組合は、10社足らずの事業者しかおらず、比較的小規模な組合だが、燃料事業では周辺のトラック事業者にも員外利用者として給油カードを発行する。納入業者のタンクローリーがやって来るたび、この組合では缶コーヒー一本分程度の軽油を抜き取り、ガラス瓶に入れて2?3か月間保管している。ガラス瓶は組合事務所の奥の部屋に常時30本程度ある状態だという。(詳しい内容は、物流ウィークリー4月20日号に掲載しております) -
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