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物流ニュース
なごの浦運送 太陽光発電設備を設置
2011年3月30日
なごの浦運送(中川五彰社長、三重県鈴鹿市)グループは事業所や自宅、社員寮など合計6か所に、合わせて160.46kwの太陽光発電設備を設置する。投資総額は約1億円。
同社はこれまでにもISO14001の認証取得など環境問題に関する取り組みと情報公開に積極的に取り組んできたが、「合計出力ではパネルメーカーを除く民間企業で全国トップクラス」(中川社長、写真左)の設備投資をすることで、この分野でも業界の先陣を切る。
第1期工事分の約52kwのうち46kwは、今年度の三重県新エネルギー普及促進事業費補助金の対象でもあり、設計・施工を担当した楽笑(丸山鉄也社長、四日市市)、三重県NPO法人太陽光発電所E―・ライフネットと協力して、従業員と地域住民に対するセミナーなどを通じて環境に対する意識向上と啓蒙活動も行う。第2期工事では、108kwの太陽光発電設備を追加設置するが、完工後の二酸化炭素削減量は年間120t、樹齢50年のスギ約8600本と同様の効果を生む。
楽笑の原田等氏(写真右)は「条件にもよるが投資額はおよそ10年で償却できる」という。設備の耐用年数は30年だが、中川社長は「20年後には発展途上国に無償でプレゼントしたい」と話す。なお、同社は神奈川支店での太陽光設備も検討しており、実現するとグループ全体の出力合計は200kwを超える。
◎関連リンク→ なごの浦運送株式会社この記事へのコメント
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