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    「人集まらない」ドラマ化などでイメージ作りを

    2013年3月4日

     
     
     

     「最近、求人広告を出してもまったくと言っていいほど人が来ない。逆に求人情報誌から営業の電話がかかってくる」という大阪の運送会社社長。「トラック運送業界に対するイメージが良くないのでは」と話しており、「業界挙げてのイメージ作りが必要になってきている」と強調する。


     50歳代の社長は昔、ヒットした映画「トラック野郎」を見て、トラック運転者に憧れて運送業界に入ったという。「当時、全国を旅する菅原文太のトラック野郎に強く心を打たれて運転者を志した者は少なくない」。
     現在、昔と様変わりし、トラック運転者に人気がないことについて社長は、「業界が疲弊しきっている中では、人は集まってこない。そこで今、人気の男性アイドルを大型トラックに乗せ、全国を走破するトレンディードラマを作成してはどうか。必ず、若者の心をとらえて応募が殺到する」と提案。
     近年、ドラマで取り上げられた職業に若者が就職先として応募が増える傾向にあるが、運送業界を活性化させる意味から一考の余地はありそうだ。

     
     
     
     

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