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物流ニュース
イトー自動車整備 ボディープリントで企業PR
2013年4月8日
イトー自動車整備(伊藤容子社長、愛知県瀬戸市)ではトラックボディーに直接ペイントできる「オートボディープリンター」を導入、このほどグループ会社のイトー急行へ第1号を納車した。
「オートボディープリンター」はエルエーシー(東京都町田市)が開発・販売を手掛けているもので、車のボディーに直接フルカラーのインクを吹きかけることでプリントを行う。フィルムやカッティングシートを貼るケースに比べ大幅なコストダウンが実現するという。
今回プリントした車両は、イトー急行が導入した3トンハイブリッド車。これまで車両のラインなどのプリントは手がけてきたが、フルボディーのプリントは初めてとなる。伊藤社長の知人でBalonを運営するデザイナー・町井拓馬さんのデザインで、清潔さや環境、そしてモノを運ぶ象徴として鳥を描いた優しいデザインとなっている。
車両は今後、名古屋市内で照明器具の配送を中心に行い、同時に環境に優しい企業PRも行う。イトー急行東海共配便営業所主任の志村俊夫氏は、「車両が注目されることでドライバーが安全運転を心がけ、仕事にも誇りを持つようになる」と期待を寄せる。
今後、グループはもちろん同業他社やバス会社などにも営業展開していく方針で、すでに瀬戸市内を走るコミュニティバスのプリントも受注しているという。
伊藤社長は「凹凸のある面にも描くことができ、耐久性も高い。フィルムを使わないため、施工費も30万円以内に収まる」とメリットを訴えていく。
◎関連リンク→ 株式会社イトー自動車整備この記事へのコメント
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