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物流ニュース
運送事業者の尽きぬ悩み
2014年11月27日
「ドライバーが数人、労働組合をつくって未払い残業代を請求してきた。仲良くやっているつもりだったが…」と肩を落とす中部地方の運送事業者。
「残業代といっても、他の業種とは違う。荷待ち時間の問題もある」というのは中部地方の別の運送事業者。「ウチは正直に『法律通りに仕事をしてもらうことはできるが、給与面でかなり厳しくなる』と言っている。日報にデタラメを書けとは指示できないが、ある程度はね」という。
「労働組合との交渉で時間を取られて仕事にならない」と嘆く愛知県の運送事業者もいる。「こちらとしてはきちんと対応しているつもりだが、交渉の準備にも時間がかかる」と困った様子。
同県の別の運送事業者は、社員教育に頭を悩ませる。「大手運送事業者がパワハラで訴えられるというニュースも珍しくない。熱血指導が裏目に出ては何にもならない。昔ながらの運送会社のままでは、内側から壊れていく」と指摘する。この記事へのコメント
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