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物流ニュース
井本商運 海コン便モーダルシフトを提案
2015年5月26日
内航海運業の井本商運(神戸市中央区)は6月から、ISO規格海上コンテナによる国内貨物の海上輸送サービス「海コン便」で、ISOフル積載コンテナの引き受けを開始する。従来、国内貨物の場合は40フィートコンテナの貨物積載重量を20トン(総重24トン)に制限していたが、新サービスでは引き受け限度を32%増量し、同26.5トン(同30.48トン)とする。
新サービスでは、大型トラック(積載重量13トン)2台で長距離輸送していた貨物が40フィートコンテナ1台で輸送可能となり、重量貨物を中心に、「製品の競争力をより向上させるための長距離輸送の低コスト化、省エネ化」「ドライバー不足、車両不足に対応するための長距離輸送の省人員化(モーダルシフト)」「災害時などに事業を継続させる(BCP)ための長距離輸送の多ルート化」などの効果が期待できる。
3月31日に国交省から海コントレーラにかかる新制度が発表され、6月から外内貿別の許可基準が統一されることとなった。これにより、2012年度から順次措置されてき た「ISO規格海上コンテナを用いた国内貨物輸送」にかかる一連の制度改正が全て整ったため、同社では今後、国内貨物で輸出入貨物と同等の海上輸送サービスが提供可能と判断した。
◎関連リンク→ 井本商運株式会社この記事へのコメント
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