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ブログ・船井総研ロジ
第159回:倉庫見学会で受注率を上げる
2012年8月28日
見込み客と効率よく出会う方法に、倉庫見学会の実施があります。荷主企業や営業先・見込み客に自社の倉庫に来てもらい、倉庫内や設備、取り組み事項などを見てもらうのです。
この倉庫見学会をうまく活用されている会社では、倉庫内も今まで以上に5Sを徹底し、軽量ラックやネステナーを使用しキレイに収納したり、床にはじゅうたんを敷いたりと、「倉庫見学に来てもらうと契約が決まる」という現場をつくりあげています。
また、倉庫の見学だけでなく、ミニセミナーも併せて開催すると集客力が上がるでしょう。倉庫の見学だけなら個別にいつでもできるので、その日に参加する必要性がないのですが、セミナーも併せて開催することで、その日に参加しなくては、となるのです。
倉庫を見てもらった後に、「物流コスト削減」や「業績拡大のための物流アウトソーシング」というようなテーマでセミナーを実施します。さらに、可能であれば、実際に利用していただいている荷主企業の方にも来ていただき、「アウトソーシングした感想」や「アウトソーシングして、どのような変化があったか」というようなテーマで話してもらうと、自社の良さがより参加者に伝わるでしょう。
見学会のスケジュールとして、昼食をはさむこともポイントです。ご飯を食べながら、ざっくばらんな話をすることで、参加者との距離がぐっと縮まります。
もちろん大前提として、5Sがいきわたっていること、社員教育をしっかりし、元気な挨拶や、しつけ・マナーが徹底されていることが必要ですが、これらをクリアしている企業は、見学してもらうことで間違いなく受注率が上がります。
もし今すぐできなくても、社員の方に「半年後に開催する!」と宣言して、それを目標に、現場を改善していけばいいでしょう。ぜひ一度チャレンジしてみてください。
(株式会社船井総合研究所・河内谷庸高)
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は11年12月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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筆者紹介
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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