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  • ブログ・船井総合研究所

    第116回:移動式の農産物直売所「トラックセール」がブーム

    2011年11月1日

     
     
     

     これまで農産物の販売と言えば、農家は収穫した農産物を地域の農協(JA)を通じて市場に出荷、そこから全国へと流通してゆくのが主たるものでした。しかしながら、ここ数年の間でおきた地産地消ブームによって、農家は自ら値段をつけて農協(JA)が運営する、農産物直売所(ファーマーズマーケット)に納めて、そこの棚を使って自分が消費者に直接販売する事を覚えました。いまや農産物直売所を通じて売られる野菜・果物の金額は1兆円を超えたと言われているのです。


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     そして今日さらにこの流れに新しい動きが出てきました。これまでの農産物直売所(ファーマーズマーケット)では地元にしか売れません。そこで思いついたのが、移動式の農産物直売所ができないかという発想です。これならば売れる地域を目指してどんどん他県にまで売り込みに行けるのです。
     この試みは一部で大成功を収めて、いまや移動式農産物直売所がブームになりつつあります。具体的に言えば、多くのケースでは農協(JA)が2t車のトラックを購入しそれを改造してそれ自体が店舗になる、あるいはテントを広げて店舗にする機能をもっているのです。いわばトラックセールによる売り込みです。
     夜の繁華街などで、トラックに詰まれたリンゴや梨などが売られている光景を目にしますが、あれは本来、ワケありで廃棄されるべき品が横流しされて売られている事が多いのです。しかしながら、ほぼ同じ事を農協(JA)自らが始めたのです。
     また、ホームセンターやパチンコ店などと契約して、そこの駐車場を使いイベントとして販売するやり方も始まっています。農産物販売の持つ高い集客力にあやかろうといろいろな業者が提携を申し入れているのです。
     次世代のブームといえる、トラックセール。農協(JA)ばかりでなく、農家と組んで物流業の皆さんが始めてみるのも面白いかもしれませんよ。ご興味ある方は船井総研までご連絡ください。
    (株式会社船井総合研究所・楠元武久)
    ☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com
    ※記事は10年11月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

     
     
     
     
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    船井総合研究所

    本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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