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  • ブログ・高橋 久美子

    第121回:客観視して解決策を考える

    2012年6月26日

     
     
     

     今週も紙の上で考える問題解決の方法「Thinking on the paper」について話をしていきます。なぜ、紙の上に書き出すのが良いのか? 先週お話しした「問題を明確にする」のほかにも理由があります。それは、紙の上に書き出すと、あなたが抱える問題を他人事として客観視できるようになるからです。


     試しに自分が抱えている問題を、紙の上に全て書いて眺めて見て下さい。その問題を頭の中に置いていたときと比べ、あなたの感情に大きな変化があることに気づくはずです。思い浮かべるだけで憂鬱な気持ちになっていた問題も、文字や数字として紙の上に並んでいると、他人事のように冷静に見ることができるのです。
     「他人事」になったら、その問題の半分は解決できたも同然です。どういうことか、少しお話ししますね。
     私の主観かもしれませんが、運送会社の経営者は、とにかく面倒見のいい人が多い気がします。従業員の問題、友達の問題、いつも悩みを相談され、頼りにされている人が多いです。つまり「他の人の問題」なら、ある程度のことは解決できるということです。
     なぜ、他人の問題なら解決できるのに自分の問題となるとそうはいかないのでしょうか。それは「感情」が邪魔をするからです。
     ビジネスの決断の場面では、感情を排除して経済的合理性で選択しなければならないことが多いです。しかし、感情の排除は簡単ではありません。従業員に相談されたときは「こうした方が、お前のためになる」と、合理的なアドバイスができるのに、自分のこととなると、どうしても感情が邪魔をします。ですから、問題を紙に文字として書き出します。すると、大きく支配していた感情が、すーっと小さくなっていくことに気づくはずです。
     紙に書かれた問題を、誰かの問題だと思って解決策を考えてみて下さい。数か月も悩んでいた問題も、案外、あっさりと解決できるはずです。
    全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表 高橋久美子
    http://www.handlecover.com/kaizen/

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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