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  • ブログ・高橋 久美子

    第147回:カッコつけ費・その2

    2012年12月25日

     
     
     

     「三つの経費」の二つ目についてお話ししていきます。トラック20台以下の運送会社の中で、売り上げに困っているほとんどの会社が、掛け過ぎてしまっている「三つの経費」の一つ目は、「地代家賃」でした。二つ目は、ずばり「トラック」です。売り上げに困っているといいながら、車庫には稼働していないトラックが並んでいるのです。(もちろん、法定台数の話ではありませんよ)


     「高橋さん、そうは言っても、繁忙期に備えて車両数は確保しておかないと…」という人もいるかもしれません。それなら、今すぐ電卓を持ってきて、しっかり計算してみて下さい。保険料やメンテナンス代、車庫代など、毎月そのトラックにかっている経費×12か月分と、繁忙期に対応してそのトラックの売り上げから出る利益を、紙の上で比較してみてください。
     繁忙期のために、毎月赤字を生み出して1年を通したら、いくらの赤字になっているか、しっかり書き出して見てみてください。ところが、「いや、売却したってそれほどの金額にならないし、スポットが入ってきたときは、あると便利だし…」と言い訳をして、ほとんどの人が、売却したらいくらになるか見積もりを取ろうとさえしません。
     もっとはっきり言いましょう。見積もりを取って、明らかに今、売却した方がいいとわかったとしても、売却しようとしません。
     その本当の理由は…そうです、やっぱりこれも「カッコつけている」からです。名刺や会社概要に書く、トラックの台数が多い方がカッコいいと思っていて、この数字が減るのが嫌なのです。これが、「カッコつけ費・その2」です。確かに、車庫にトラックを並べるのは、経営者のロマンかもしれません。しかし、それも、会社が存続してこその話です。
     もちろん、今、売り上げに困っていない場合には、トラックを好きなだけ並べるのもいいと思います。しかし、売り上げに困っているのなら、「カッコつけ費・その2」を減らすことを真剣に考えてみて下さい。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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