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  • ブログ・高橋 久美子

    第269回:セールスレター書き方講座(13)

    2015年5月4日

     
     
     

     適正運賃で優良荷主を獲得するためのセールスレターの書き方について話を続けます。今回のノウハウは「読みやすい文章の書き方」についてです。
     セールスレターの最終ゴールは、読み手に行動をとってもらうことです。そのレターに書かれている「アクションワード」、おそらく運送業の場合は「今すぐお電話下さい」が大半になると思いますが、セールスレターは、読み手にこの行動をとってもらうことを目的としています。


     実は、読み手を行動させる文章に一番重要な要素は「読みやすさ」「わかりやすさ」です。小学5年生にも理解できる文章です。今回ご紹介する二つのポイントを意識するだけで、あなたのセールスレターが読みやすく、わかりやすい文章に変わります。
     最初のポイントは、「一文を短くする」ことです。行数で言うと、3行にわたっても一文が終わっていない場合は要注意です。3行以上の文は、主語と述語がねじれた文章になっている可能性が高いです。また、一つの文の中で、複数のことを書こうとしている「複文」になっている可能性も高く、読み手にとってわかりにくい文章になってしまいます。できるだけ、一文を短くするように気をつけてみて下さい。内容をまったく変えなくても、一文を短く区切るだけで、とても読みやすい文章に変わるはずです。
     さて、お伝えしたように一文を短くすると、わかりやすい文章になります。しかし、ここで少しあなたに違和感が出るかもしれません。「~でした」「~ました」が頻発するため、なんだか稚拙な感じがすると思います。
     そこで、次のステップです。一文を短くしたら、「各文の頭に『接続詞』 を入れる」です。接続詞とは、「ですから、」「しかし、」「また、」などの文をつなげる言葉です。接続詞を用いることで、稚拙に見えた文章を、ロジカルな印象に変えることができます。さらに、説得力のある文章にすることができるのです。
     「一文を短くする」「接続詞でつなぐ」、この二つのポイントを意識するだけで、あなたのレターは今までよりも読みやすく、反応率の高いレターに変わります。

     
     
     
     

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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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