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  • ブログ・鈴木 邦成

    災害ロジスティクスの研究

    2011年4月22日

     
     
     

    防災意識
    相変わらず余震が多いようです。
    防災に対する意識を引き続き強く持っている方がいいようです。
    災害ロジスティクス
    災害ロジスティクスの研究には既存研究から戦争・紛争、テロ、ハリケーン、事故、飢饉、疫病、噴火、津波、地震など、さまざまな種類が存在します。
    もっともわが国で発生した東日本大震災の場合は単なる巨大地震ではなく、津波や原子力発電所の事故など、複数の災害が同時に起こった極めて稀な大複合災害です。
    しかも、二次災害、三次災害のリスクを常に背負っての復旧・復興作業とサプライチェーンネットワークの迅速な再構築を進める必要もあります。
    欧米では9・11同時多発テロの発生を受けて、サプライチェーンリスクマネジメントの視点から、混乱・途絶リスクに対処するためにどのようにロジスティクスオペレーションを強化するべきかを論じ、災害復旧計画や危機対応に加え、実行可能な予防方法についても研究が進んでいます。
    災害時における混乱や崩壊を最小限に抑え、過大な修復経費のかからない,対応が迅速で回復力の高いサプライチェーンネットワークの構築が提案されています。
    たとえばインド洋で発生した津波被害(2004年12月)に対する迅速な救援物資輸送ネットワークの構築や、米国フロリダ州で発生した巨大ハリケーン「カトリーナ」による同州の復旧・復興ロジスティクスに関する研究も行われています。
    災害対応のサプライチェーンネットワークの司令本部を設けて、被災者と協力企業やNPO、さらには寄付団体などを体系的かつ有機的に情報ネットワークで結び、あわせて戦略的な救援物資の保管拠点や災害廃棄物の積み替え保管拠点と、地域レベル、地区レベルのさまざまな規模の災害対応の倉庫などの情報ネットワークを効果的に連動させていくことなども提案されています。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    鈴木 邦成

    物流エコノミスト・日本大学教授
    国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
    欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
    国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

     
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