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運送会社
マックスラン 乳幼児を事務所で世話
2011年8月12日
【大阪】2t車を中心に主として乳製品の配送を行っているマックスラン(竹本富子社長、大阪府八尾市)は、女性社員のために乳幼児を事務所で預かって世話をしている。女性社員の出勤とともに子どもを預かり、竹本社長らが面倒を見て、社員の帰宅とともに子どもを見送る。お陰で女性社員の定着率はいい。
同社には女性社員が5人いる。みんな勤務期間が10年以上と長い。昔は結婚や出産に伴い会社を辞めていく女性社員が多かったが、竹本社長自身が子ども好きで、竹本社長の娘さんが保育士でサポートしてくれることから、「第二の保育所」として勤務時間の間、乳幼児を預かることにしたという。
事務所では0歳児にミルクをあげたり、オムツをかえたりと忙しい。お客さんがいても子どもが事務所内を走り回っていることはよくあるが、竹本社長はいとわず、子どもの世話を買って出ている。
いまでは妊娠しても出産直前まで出勤し、出産後、すぐに出勤してくる女性社員もいるという。保育所に通い出しても、夏休みなどに会社に遊びに来る子どもも多く、子どもを通じて社員の交流も盛んだという。
竹本社長は「せっかく仕事に一生懸命打ち込んでもらっているのに、結婚して、子どもができ、やめられるのは残念。女性は人一倍責任感が強く、みんな頑張ってくれている。子どもはみんな、孫のようで、家族みたいなもの。毎日にぎやかで仕事にも活気が出てくる」と話している。 -
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