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運送会社
ロードカンパニー 社員証に「星マーク」で魅力ある会社づくり
2025年4月22日
【大阪】「当社がお客様から評価をいただけている理由は、『欠車・欠便を出さない』ことと『品質』。そこだけは徹底している。トラックのボディーにも『安心+安全=品質の輸送サービス』と掲げている」と話すのは、ロードカンパニー(門真市)の富田隼斗社長。そのためにもドライバーが気持ちよく働ける職場環境が重要との考えで、さまざまな取り組みに着手している。
「人が入ってきても、会社に魅力がないと去っていく。できるだけ長く働いてくれる、魅力ある会社づくりに取り組んでいきたい」と語る富田社長。
同社はこのほど、社員証に星マークを表記する評価制度をスタートさせた。無事故の年数によって星が増えていくというもので、星の数に応じてプラスアルファの評価につながるという。同社では2023年から優秀なドライバーを評価する「ゴールドネームプレート制度」を始めていたが、「プライバシー保護の観点から残念ながら廃止することとなり、それに変わる形で星マークを始めた」と経緯を話す。
2020年にさかのぼって、最初の2年間が無事故で星1つ獲得でき、その後は1年ごとに1つ増えていき、現在4つ星を獲得しているドライバーが複数存在する。「運送業は個人の能力を評価しづらい仕事であるが、星が増えることで安全をより意識してくれて、事故削減につながるのでは」と期待している。「良い方向に向かっていけるよう探り探りやっている状態だが、ゆくゆくは、ぱっと見て『優秀なドライバーだ』と区別できるような評価制度に発展させていきたい」と今後の展望も話す。
さらに新人ドライバーに対しては、各支店のキーマンとなる人物が重点的に横乗り指導員を務め、経験者で1週間から10日、未経験者では3週間以上つきっきりで指導している。「必要投資として考えている。プロとして完成していない状態で独り立ちさせると、結果的に事故などのリスクが増す」と、その意図を話す。
「今年1年間、より魅力ある会社づくり、そして社会から選ばれる会社づくりに取り組んでいきたい」と抱負を掲げる富田社長。「そして従業員には、会社として叶えられることは叶えてあげたい。本気で家族と思ってもらえるような会社でありたい」との思いを語る。
◎関連リンク→ 株式会社ロードカンパニー
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